2025年度のCIMC合宿のテーマは、CIMCの提供しているビジネスゲーム「あるあるCIO」の現在開発中である「バージョン2」をメンバー全員で試行し、改めて細部まで再検討するというものでした。

「バージョン2」では、楽しみながらリアルにIT活用を体験頂けるよう、プレーヤーが選べる「業種」を大幅に増やしたため、合宿中の試行は幅広い業種のITを熟知していなければできない非常に高度な内容になり、近年の合宿の中でも一番大変な2日間だったかもしれません。

まずは合宿で行う内容を鬼澤代表理事から説明。濃密な二日間の始まりです。

岸野ITCはリモートでの参加。遠隔地から的確なサポートをしてくれました。

製作途中のシートを使い、試行を繰り返していきました。

移動時間がもったいないのでお昼ご飯はお弁当を届けてもらいました。おいしかった!

時々、手を止めて、気づいた点を出し合い検討を繰り返します。鬼澤代表理事が修正箇所などをしっかりメモしています。

ゲームバランスも重要。リアルさと楽しみをどう融合させるかが難しいところです。

夜は宿泊先ホテルでディナー。皆笑顔でお酒を飲みながら近況を話したり趣味の話題で盛り上がったりしました。

2日目は初日と違う組み合わせで試行と検討を繰り返しました。

最後は全員で最初から試行。完成形にどんどん近づいてきています。

「あるあるCIO」は、おかげさまで中小企業や支援機関の皆様や全国のあるあるCIOファシリテータの方々が開催される研修に教材として頻繁に使って頂けるようになり、回を重ねるごとに様々なご要望を頂いてきました。
そのご要望を取り込み形にするため、2024年10月から開発担当3名を中心にCIMCメンバー全員参加で「バージョン2」の開発をスタート。
分担して仮想企業の設定を作ったり、夜な夜なZOOMで集まって各自が作った内容をそれぞれレビューし合うことを何度も繰り返しつつ、本当に検討に検討を重ねて形にしていきました。
特に、開発担当メンバーは深夜まで作り込みや検討・調整を行うなど、かなり気合を入れて開発を進めてきたので、どの業種の仮想企業もかなりリアルな背景や業務課題が設定されています。

ゲームのスタイルは、投げたサイコロの目によってコマを進めていく双六方式なのはそのままに、従来の「あるあるCIO」よりさらにリアルに、テンポ良く、時には皆で笑い合い、ITを分かりやすく体験できるゲームに仕立ててあります。

実は、今回の合宿は、急遽、一部リモートでのハイブリッドで開催となりました。
そのため、役割分担や会場のセッティングなどに変更があり、中には当日朝に変更を知ったメンバーも居ましたが、CIMCメンバーは急な対応に強い! 各々が臨機応変に柔軟に対応し、まるで予め打合せを重ねていたかのような淀みない動きで当初のスケジュール通りに実施できました。

こんな急なドタバタもCIMC合宿の面白いところです。

とは言え、今回も無事終わってほっとしました。

—–
「あるあるCIOバージョン2」は、2025年8月頃完成の予定です。
各種研修にCIMCのメンバーがファシリテーターとなって中小企業や支援機関の皆様に活用して頂けるよう準備を進めています。